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みんなの「ウーパールーパーを飼ってみよう」ブログ


ウーパールーパーを飼ってみようPart7

2013/11/10 22:00
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ウーパールーパーの治療法に塩水浴というものがあります。
その定義などをちょろちょろと。あとゴチャゴチャとした話です。本文に書かれた内容に何か文句ある人はQ&Aを読んでください。

●塩水浴はなぜ効くのか?

人間とは濃度は違いますがウーパールーパーにも生理食塩水という物が存在します。体液と同じ濃度に調整した水を体に取り込むことで治癒能力を高める。また塩水にした場合はナトリウムイオンがアルカリ方面へと傾けるために浸透圧が上がります。
塩水が入り込む分、元ある水分が追い出され代謝を促進する効果があるのです。点滴に近いと考えるほうが良いかもしれません。まあこの考え方は半分間違いですが。
しかしネット上でウーパールーパー情報を見ると「塩分に弱い」などと書かれた物が見つかります。さてこのお話から。
ちなみに両性類の体液中の塩分濃度は0.65%です。

●塩分に弱いのか?

マユツバですね。アホロートル生息地には半分が汽水になった湖も過去にありました。
故に塩分耐性は非常に高いと思っています。おそらく限界値である0.65%まで引っ張り上げも可能でしょう。
ただし輸血とは違いますので、ほんとうに輸血処理が必要である場合はリンガー溶液を買い求める必要性があります。しかしそこまでするのはナンセンスというか獣医さん行き案件のような気がします。
日本獣医師会が発行している動物飼育マニュアル本には水棲両生類の感染症対策に「飼育水の塩分濃度を0.6%まで上げる」と書かれています。.65%ではなく.6%です。
これについてはよくわかりません。暇があれば一度お聞きしたい事なのですが……

●弊害はないのか?

あります。正常な水でない物を取り込み続けるというのは、必ずしも良い結果をもたらすとは限りません。たしかに塩水浴には効果はあり、治癒能力を高める働きもありますが、元々淡水をを取り込むように出来ている体に体液と同じ塩水濃度の水を取り込み続けるのは、負担がないのか?というとウソになります。必ずしも良い方法であるとは限らないわけです。原理的に言うと浸透圧が上がるわけですから、正常な水分放出がなされない、かつ入り込む水は淡水ではないとなるとまず崎に粘膜がやられてしまうでしょう。
長時間続けると皮膚そのものが傷つき逆に弱らせてしまう可能性もあります。

●やり方と注意点

飼育水をバケツに取り込み塩を少しづつ溶かしこんでいきます。
治療が必要であるという事は元々弱っている個体であるという事をお忘れなく。環境の急変は生体に負担をかけてしまい、それが原因で死んでしまうという事があります。
自分のやり方です。これは合ってるかどうかはわかりません。
間違った情報である可能性もありますので。

飼育水をはったバケツに個体を移す
 ↓
時間をかけて少しづつ塩を溶かし込み適正値である0.6%まで上げる(間違ってもここで6%とかにしないように。海水の1.5倍の塩が溶け込む形です)
 ↓
塩水浴開始 ほとんど必ずフンが排出されるので出てきたフンを回収する
 ↓
1時間ほどで終了 次はカルキ抜きした水をゆっくりと時間かけて注ぎ始める
 ↓
塩水濃度が0.1%を切ればほとんど飼育水と変わらなくなるので網で救ってそっと水槽に戻してやる

こうして改善の見込みがあると判断されるまで数日間の間隔をあけて再度行うというのを繰り返します

●しかしそもそも…

人間の場合であっても病気の治療というのはその場凌ぎの物が多く、根本的な解決策を打たないかぎりは再発します。
細々と小難しい事を描いていかにも西洋医学的な内容に重きを置くこのブログですが、あえて東洋医学的な考え方を少しだけ。中華の考え方に医食同源というものがあります。読んで字のごとく食べ物と医学の根底にある物は同じというものです。そして食の部分には水という物も含まれています。
水棲生物の場合、水分補給は状況この周囲の水によって行われており、それを止める事はできないのです。環境が悪い水は、ウーパールーパーの健康を害しますこれだけは揺るぎない事実です。
必要であるならば環境自体の殺菌消毒、つまり徹底的リセットを行う事が大事になるかもしれません。
また抗生物質などは市販品として手に入らないわけですから、必要性があるならば獣医さんにかかる事をお勧めしたいです。

●塩水浴を行うという事はどういう事か

ウーパールーパーの治癒能力は非常に高いものです。この治癒能力の高さは全身の免疫力というか、その再生能力の高さがもたらす物です。
それでも追いつかないと判断した場合のみ行ってください。
ちょっとした擦り傷や水カビで塩水浴治療を行う必要性などはまったくありません。部分治療というのができない彼らにとっては死活問題で、擦り傷程度で全身治療をされてしまう事になります。
この方法もまたストレスではあるのです。

●他治療薬は?

グリーンFゴールドあたりを1本持ってたらいいでしょう。小さな水カビ程度などのよほどの事ではない限りは使わないようにした方が無難です。ウーパールーパーには鱗がありませんのでより少ない量で治療が可能です。
反対に言うなら、毒にならない薬はないという言葉に尽きます。

●その他の民間療法は?

あまり……正直言って科学的根拠ない治療法というのは信用できないと思います。
とくに抗菌効果と殺菌効果を勘違いして有効成分として挙げているような治療法などでは。
必要な殺菌成分を抽出した形の魚の治療法薬と小動物には有害物質を含むかもしれない民間療法というのを天秤にかけるのは非常にナンセンスです。
要するに
・殺菌をする事
・有害な寄生虫を除去する事
これ以外の効果は治療薬にはありませんし、これをまず先にする事が大事なのです。
抗菌効果のある物質を既に菌が繁殖している所に入れてもあまり効果はありません。

先ほど東洋医学を引き合いに出しましたが、東洋医学も民間療法の発展形です。ですが何前年にもわたり治療というテストを繰り返してきた結果残った物という事も見逃せない事実なのです。そして後にちゃんと研究されています。

民間療法の欠点として思想だけ先走りまったく効果のない物も多々あります。処女の小便で煮た卵は食べると老化を防ぐなどという、ちょっとアレな中華の信仰だけ先走ってるような物の事です。
アクアリウムの民間療法というのは非常に歴史が薄く、まともに研究された事はないというのもまた見逃せない部分でしょう。
「人間が食べても健康に良いからウーパールーパーのために良い」というのはただの思想だけの先走りです。
彼らは人間とは違います。

●絶食治療とそのメカニズム

もう一つ有名な治療法として、絶食というものがあります。
逆に「調子悪いから栄養つけさせて」などと考えてしまう事があるかもしれませんが、それは果たしてどうなのでしょうか?
自分はこの絶食治療はかなり有効だと確信しています。反対に無理に食べさせるとそれだけ回復が遅れると思っていますしね。
というのも消化というのは膨大なエネルギーを費やす物なのです。
我々人間でもたった数時間ですが、消化中に使う体内エネルギーは全体の約75%。変温動物とは違うかもしれませんが、どのみち弱った個体に消化という重労働をさせる事についての方向性は間違っていると言うしかないでしょう。
よく「アクアリウムに正解は無く間違いはある」と言われる典型的例の一つだと思います。
弱った個体は免疫システムをフル活用してゆっくりと回復します。
その妨害だけはあまり関心できません。

●手が及ばずに悲しい事が起きた

起きてしまった事は仕方ないので、死骸をまず取り除きましょう。
混泳個体が居る場合は簡易試験紙などでかまわないので水質のチェックを。連鎖的に落ちるなんて状況にはらないように。

亡くなった個体は可哀想ですが、自分なりに手厚く葬ってあげてください。
そのへんの手段は問いません。

自分も今年、一歳に満たないアルビノを一匹落としてしまいました。自分の管理能力の不足などの至らなさをただただ恥じています。

●死骸を埋める事について

一部では「カエルツボカビ病蔓延を防ぐために火葬するのが良い」と書かれていますが、自分の見解としてはこの説には疑問を感じています。
両性類はほぼ100%がサルモネラ菌保有キャリアですが、それによって死ぬという事はありません。
それと同じように日本の両性類ではかなりのサンプルからこのカエルツボカビ病キャリアが発見されています。
記憶に新しいところでオランダのファイアサラマンダーが大量死した案件がありましたが、この手の菌類は抗体を持つことで共存関係とも呼べる状態になります。
事実アメリカに研究用として日本のサンショウウオが送られていますので。
別に土葬しても問題は起きないのではないか?という見解です。
確かに相当面倒な細菌ですが、必要以上に恐れるという事は不要な気がしています。
まあ確かに研究があまり進んでおらず世界的な両性類絶滅の危機の引き金を引いている菌ではあるのは事実なんですがね。
また抗体を持たない両性類が居る国にカエルツボカビ病を輸出してしまった国というのは…恐らく…。

個人的見解に留めておくような仮説なので、気になる人は火葬してもかまわないとは思います。
自分はプランター葬にしています。


7.74の掟その25
「弱った個体は冷たい水のなかで回復させてあげましょう」
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ウーパールーパーを飼ってみよう Part6

2013/11/10 15:09
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ウーパールーパー飼育時に冬場はどうするの?という質問がたまにあります。
越冬越冬と毎年のように日淡飼いから声が出るアクアリウム界では、当然の声なのかもしれませんが…

●ヒーターは必要なのか?

思い出してほしいのはウーパールーパーの飼育記録として残されているのは、すべて屋外の池である事です。
屋外のほうが温度が下がり、ウーパールーパーは休眠状態に入ります。ネオテニーではあるものの両性類には冬眠という機能が備わっています。
変温動物の活性というのはすべてが寿命と直結し、反比例する形になります。
活性とは水温に依存しますので。

●うちはどうか?

うちは室内飼育なので残念なことに完全なる休眠状態に入りません。もしかしたらこれで入ってる状態なのかもしれませんが…

相当水温が低下してかなり動きは鈍りますし、エサの消化速度が落ち込みます。(約15度程度)
もっと下がれば良いのですが、冬場にクーラーを回すというのはバカげていますので…

●休眠状態について考える

うちの「活性が落ち込む」という状態ではなく、「完全な仮死状態」に入るという仮定で話します。もしかしたら入らないのかもしれませんが…
この項目では言葉の先入観をなくすために、あえて仮死状態という言葉を使います。
仮死状態になった水棲の変温動物はどうなるかと言うと、まず心拍数が極端に落ち込みます。それに伴い酸素消費や餌の消化速度などが落ちます。
語弊がないように言えば消化しなくなり餌を食べなくなります。
これが長生きの秘訣なのですがね。
そのために完全な仮死状態になるとするならば、ちょっとしたコツが必要になります。
金魚やメダカなんかを基準に話しますので、この状態には入らないかもしれません。

●できる限り水流をカットする

仮死状態なら動かなくなるので強い水流を好みません。元々彼らはメダカほどで無いにしても泳ぎは不器用で強い水流を元々好みませんが。
寝てる状態で流されてしまうと体力を消耗するためです。
金魚やメダカなどの仮死状態ではフィルターを停止する方もいらっしゃいます。
できれば弱い水流で濾過をギリギリにしてしまうのも手かもしれません。

●餌を与えないor与えすぎない

活性が落ちてきたウーパールーパーも飼い主にベタ慣れしていれば飼い主の姿を見るとエサが貰えると勘違いするかもしれません。
しかしこの半仮死状態(うちは冬場にこの状態です)温度が高い時ほど早く餌を消化できません。
なので簡単に消化不良となります。
また何度も言うように満腹中枢が存在しないので、与えたら与えただけ食べます。なので冬場の給餌はとくに慎重に。
彼らは時間で餌が必要になるわけではありません。すべて体内時計により管理されていますのです。
ゆっくりと進む体内時計に従って給餌を行う事をお薦めしています。

はっきりとは言えませんが…完全なる仮死状態に入ったならばまったく消化できなくなるかもしれません。
その場合は給餌をしてはなりません。
まあ仮説ですがね。金魚やメダカやエビなんかでもこの仮死状態の時は餌を消化できません。

●エアレーションとか弱くなればバクテリアはどうなるのか?

これね。よく質問あるんですけど…仮死状態の時はそもそもアンモニアが発生しにくいです。
そのため水温低下すると一時的に弱くなります。
ただ一旦ついた菌類は簡単に殲滅させる事ができません。
恐らく「次亜塩素酸ナトリウムをブチ込む」とか「ホルマリンを投入する」などの行動が必要になります。リセット行為を伴わない粛清というのは…正常な水槽では「ようこそジェノサイドパーティへ」などと鼻歌を歌いながら消毒剤を放り込む奇特な方しか殲滅を見る事はできないのです。

なので一時的に弱ったところで問題はありません。
要するに少なく出るアンモニアを硝化される事ができる量があればそれで良いのですから。

●水換えについて

ほぼしなくても問題はないでしょう。一応うちは半仮死状態までなので、一応やります。
冬は二週間に一度程度これでも多いかもしれません。
pHが弱酸に傾いておれば少し頻度を上げるか、蛎殻を吊るすか考える所ですが…
もし完全な仮死状態に突入したら水換えをストップしても平気です。

●だいたい何度くらいまで下げて良いのか

完全に水が凍りつくなどという状況は、いくら仮死状態と言えども死んでしまうと思います。
ですが、室内では…
北国の方はどうかはわかませんがあまり無い話だと思うのです。

●加温する利点と注意点

もちろん利点というかなんというかそれなりに特徴はあります。
一番なのが繁殖期を迎えさせない事です。温度が下がり始めると繁殖行動に移ります。
これを阻止するためにヒーターを投入するわけです。

それ以外の利点は考えつきません。

オススメはしませんが、ヒーターをどうしても使う場合の注意点としてはヒーターカバーを付けましょう。
小魚やエビには必要ないのですが(逆に挟まって中で煮魚やボイルエビが制作される自動装置になる事もあります)一箇所に停止する癖がある生き物は絶対にカバーが必要になります。
以前某ホムセンの淡水エイが酷い火傷跡がついたままで売られていて、心を傷めたことが…

ウーパールーパーも同じような火傷ができる可能がある生き物なのです。

まあ再度言いますが必要ありません。



最後に…越冬越冬などと言い構えるほうの飼い主さんの気持ちの越冬準備を先にやりましょう。
恒温動物と変温動物は違うのですから。

7.74の掟その25
「完全な休眠状態に入れれる地域の方 もし手間でなければその休眠状態の情報をお待ちしています」
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ウーパールーパーを飼ってみよう番外編

2013/11/05 19:35
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とりあえず安上がりでウーパールーパーを飼いたい!という相談がたまーーにあります。
そんな「いずれ水槽に移したいけどとりあえず飼いたい」という飼い主さんに推奨している飼い方です。

●水槽を使わない

安くなったとは言えどもやはりそこそこするのが水槽です。始めての飼育に60センチ水槽のセットを薦めた自分ですが、これを否定してしまえば良いわけです。
使うものはホームセンターのプラスチックケース。なるべく予算が許す限り大きな物を。500円?1000円ほどで50×30×30ほどのサイズが手に入ります。大きければ大きい程良いです。

●折角だから俺は投げ込みフィルターを選ぶぜ

恐らくベビーならばこれでも問題はないかもしれませんが、大きくなると濾過は不足してくるでしょう。とりあえずと言ったところです。1000円以内でセットになった一番小さいものが買えると思います。
本当はこの環境ではエアリフト式底面濾過をオススメしたいのですが、理想的な環境を計算してみるとセット水槽が買えました…

これでとりあえずはオッケーです。隠れ家欲しいなら使い古しの割れてない湯のみでも入れてあげてください。

●安い水槽セットは?

ストック水槽やトリートメント水槽やほんの僅かな小さい生体を入れる水槽として持っていても問題ないですが、水量が…
やはりかなりシビアです。
10Lしか入らない水槽に1gの残り餌が溶け込むとの、50L入るプラケースに1gの残り餌が溶け込むのではその汚染具合はかなり違いますので。
なのでプラケを薦めております。
プラケースの立ち上げ方も水槽の立ち上げ方も変わらないので、このブログの最初に書いた水槽の立ち上げ方を視てください。
アンモニアから始まる不用物質を硝化するというルールは変わらないのです。

●濾過不足になる前に

水槽とまともなフィルターを確保して移してあげてください。その時新たなる立ち上げ作業は不用です。 プラケースに入った水とフィルターをそのまま水槽に移してやると、一度ついたバクテリアは水槽内でもすぐに繁殖を始めます。完全にすぐに立ち上がるというわけではありませんが…好気バクテリアの分裂周期は48時間です。経験上1?2サイクル程度ではやや不安定といった所でしょうか?

●底面濾過おすすめする理由は何?

以前さらっと書きましたが、上部や外部に匹敵するのが底面濾過です。
・底を3センチくらい盛る
・大磯砂の小粒くらいの物を使う(もっと細かい砂系では不可です)
・底面を清潔に保つ

この3点だけ気をつければ本当に強い濾過ができます。
まあ水槽確保前に環境をそれで整えてやるというのも良いかもしれません。エアリフト式なのでポンプは必要ですが…
大磯砂でググると「酸処理」という言葉が引っかかってくるかもしれませんが、ウーパールーパーはアルカリ性を好みますので処理はしなくても良いです。(コントロール不能を嫌う人は酸処理してもかまいません)これも後々水槽にステップアップする際に移植もできますし、ぶっちゃけプラケースでかまわないというならそれで完結してもかまいません。

●それを揃えれないんだけど飼いたい

飼育を諦めるという選択肢はありませんか?最初に提示したのは最低限の飼育です。また将来的に必ず足りなくなります。肉食は水を汚します。メダカや小形エビの比ではありません。
もう一度飼えるかどうかをよく考えてからにしたほうが良いです。
また上記のプラケースだけならば、屋外へ放り出してメダカやミナミヌマエビを飼育するのも手です。それならばフィルターすら必要ない飼育も可能になりますので。
ここまで紹介してきましたが諦めるというのも立派な選択肢です。


7.74の掟その23
「設備を揃えられなければ飼わないほうが良い 俺だってもっといっぱい飼いたいものはある」
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ウーパールーパーを飼ってみようPart5

2013/10/28 19:19
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ウーパールーパーの病気について書きます。
「病気と呼ばれている物」も含みます。多少嫌味な書き方をしていますが詳しくは「はじめに」のQ&Aをご覧ください


●プカプカ病

いかにも病気という名前ですが、これはただ単純に便秘です。
病気ではありません。排泄させるとこの状態が改善します。
怖いのは給餌の項目で言いましたがこれが胃の中の未処理餌が原因で起きた場合ですね。
対応として絶食が好ましいです。
ただ……意味もなくプカプカと浮かぶ事もあるので判断はご自身で。
ガス貯まりは上から見て腹部左側が大きくは膨らんでいるようならそれです。左右対称ならただの気まぐれです。
一時的に牡蠣殻なんかを吊るしてアルカリイオンを水に溶かし込み、水の浸透圧を上昇させることで腸周囲が水膨れをわざと起こして便を押し出すという方法が最近こく一部で流行ってる便秘解消法です。
あまり酸性に傾いてると便秘傾向が強くなるかもしれません。

●水カビ病

これも病気って名前ですけど、実際は病気と呼ぶには非常に怪しいものです。
水カビ、俗に言う真菌は水の中に元々存在する菌であって、そもそもコロニーを形成した所でカビの存在自体に問題はありません。カビの下には傷や肌荒れがあるという事、それのサインだと思ってください。人で言う傷口の化膿みたいなものです。もし大きくなっているようなら傷口が広がっているなどの問題があります。その場合根本的なカビ直下への治療が必要です。
外鰓などのほぼ血管むき出しの所についた場合は水質悪化も疑うべきですね。
必要ならば塩水浴薬浴させる事ですが……たかが水カビごときで大げさな……という感じです。
もし日に日に大きくなっていっている様子ならば危険ですし、細菌感染症へ繋がる事もありますので、油断はしないほうが良いですが過度に心配する必要はありません。

●水カビ病(もどき)

これが一番多いというか、笑い話になるのですが実際の水カビ病よりも「水カビ」として報告が多いものです。
ちなみにこれまったく病気でもなんでもないです。ウーパールーパーは危険を感じると粘膜をより多く出します。人間で言う汗のようなもので、それが水槽内の酸性物質と結合して凝固物になり皮膚にこびり付いて居るだけです。
要するにストレス感じるような環境を改善しない限り付き続けます。ちゃんと環境管理してください。

【カビと偽カビの判別方法】

綿のような透明感あるふわふわ→カビ
膜のようなべったりとこびりついた白いもの→もどき

●拒食症

病気らしい病気といえばこれですね。一番疑わしいのは消化器系の不良です。ここにきてやっと病気の話を始めた気分でなんとも言い難いですが、餌の与え過ぎや高水温で発生するパターンが多い気がします。季節の変わり目などはとくに多いです。
まあ絶食状態なんですが、絶食以外の治療方法はありません。涼しく暗い場所で暫くゆっくりさせてあげてください。
この状態から絶対に無理に食べさせないでください。
胃腸系を休めて回復を待つことです。


●細菌感染症

カラムナリスやエロモナスといった菌類による感染症です。
様々な症状が出て一番特定し辛い物だと思います。これの厄介なところは必ずしも細菌感染症が原因となる訳ではない症状が含まれているからです。白内障のような栄養バランスが崩れたら出る症状であったり、酷いものでは体の部位が溶けたりします。
ただこのカラムナリスやエロモナスは体が弱っている時に感染するもので、健康な個体ではまったく問題はありません。
感染症にはキッカケが必要です。
手遅れなら死亡します。

●レッドドッグ

悪化すると全身が真っ赤になる病気です。赤足病とも呼ばれるものでこれに関してはうちのウーパールーパーはかかった事もないのでなんとも言えませんが、赤みがだんだん広がっていくような転移をするようです。
これは獣医さん行きの案件だそうです。早期治療しないと死亡する病だそうです。

●カエルツボカビ病

生体が落ちた後でこれの話をし始める人は、死因の特定を放棄してる人だと思っています。
長い間日本で飼育されてきたウーパールーパーは、日本のサンショウウオ同様にこの菌類に対しての抗体を持っていると考えられます。つまりウーパールーパーもカエルツボカビ病キャリアだということです。


とまあざっと大まかにここまで書きましたが、ちゃんと管理してる水槽で、正しい飼育ができてるならばそうそう調子を崩すことはありません。
調子を崩すのはちゃんと管理できていないからなのか、病でもないものを病と呼ぶような姿勢で手を加え過ぎているからかはわかりません。
自分もいまだに反省する事は多々あります。

最後に……
一匹落ちたら水質や状態ををチェックしましょう。連鎖するとほんとにまずいので、何もなければ良いのですが……
また知り合いの引退した獣医さんの話ですが、「ウーパールーパーは設備不良の所で飼われた挙句連れてこられる事が多くて困っている。本当に飼えるかどうかをまず考えて飼う人は少ない生き物だと思う」との事です。


7.74の掟その10
「ウーパールーパーの調子を一番悪くしているのは飼い主です」
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ウーパールーパーを飼ってみようPart4

2013/10/28 12:53
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餌やりと底材都市伝説に関してのおはなしです。

●そもそも餌って何がいいの?
何でもかまいませんが、複数の餌を与えるようにする事が大事かと思います。栄養価の偏りというのがありますからね。
本来彼らは昆虫やミミズや小魚などを食べています。視力の話で「ほとんど見えていない」と書きましたが自然界では恐らく腐肉すらも食べているかと思います。
鋭い嗅覚はそのための物だと思います。(だからといって腐らせた肉がいいというわけではありません)
一部webサイトでは獣肉も薦められていますが、自分はその意見少しだけ物言いをつけたいです。
例えば大トロと霜降り牛肉を想像してください。大トロの脂身は舌の上でトロリと溶けますよね?霜降り牛肉はそんなことはありません。わりと低温形成される魚肉の脂身はわりと溶けやすく、常温で形成された獣肉の脂身は溶けにくいのです。
ウーパールーパーの体温は非常に低いです。溶けにくい脂身は消化不良の原因となります。なので脂身が多い部分を与えるのは良くないと思います。
基本的に自分は人口固形餌をメインとし、より動物性という意味合いが高い餌を混ぜて与えるという方法が一番楽だと思っています。
一例を出すと冷凍アカムシ、乾燥川エビ、クリル(オキアミ)、乾燥イトミミズ、牛ハツ、鶏ササミなどですね
それにさらに活餌を混ぜますミナミヌマエビ、メダカ、りんたろうミミズなどですね

(りんたろうは釣り餌です。一部出処不明な情報では釣り餌ミミズで突然死 というネタがウーパールーパーに限らずありますが、りんたろうに関して言うならば無農薬天然コットンだけを食べさせて育てたものだそうです。かなり安全だと思っています)

●給餌の間隔と量の注意点
両生類はゆっくりゆっくり餌を消化します。これは元々餌にありつける事が少ないという彼らのどんくさいハンター能力を考慮してと解釈するのか、変温動物だから元々体温は低く代謝が悪いからというほうが正しいのかはわかりませんがそういう事です。
人間と同じように毎日三食与えるとかいう事をやると、未処理の餌が溜まっていきます。最悪死亡事故に繋がりますので、できれば排泄されたのを確認してからにしてください。
動物というのは常に胃がいっぱいであると衰弱??ます。恒温動物でも消化している数時間は体内エネルギーの約70%を胃袋に取られてしまいます。
だいたいの目安として夏場で週二回、冬場なら週一回の餌で足ります。
また満腹量は(ソースがわからないのですが、自分が出入りしている便所の落書き帳では)頭のサイズの1/3から半分くらいと言われています。まあだいたいそのぐらいだろうなとも思います(子供で1/3ほど大人で半分より少し下程度ではなかろうかと思います)

厄介なことに彼らには満腹中枢が存在しません。与えれば与えるだけ食べてしまいます。
しかし胃袋のキャパを超えてしまった給餌をすると……吐きグセがつくと言われています。
この癖がつくとほんの少しでも吐いてしまうとか。

真偽の程はわかりませんが、胃袋のキャパを超えて与える事のメリットというのは見つからない気がします。


●底材食べちゃってんだけど大丈夫?
そういうものです。誤飲死亡説に非常に懐疑的な意見を持つ自分は、別にかまわないと思っています。もちろんそういう事はありうる話です。人間でもどれだけ言われてるのに蒟蒻ゼリーを凍らせて与えた頭の悪い親のせいで子供が死んでいます。冬になると餅を詰めて亡くなるお年寄りなども居ます。
ではウーパールーパーの場合はどうでしょうか?
底材を食べ過ぎて詰まってしまう事は多々あると思います。しかしそれがすべて死亡事故に結びつくという事にはなっていません。
要するに腸の動きを妨げている物があり、排泄できていないのに次の餌を与えると胃の中で腐って食中毒で死んでいる。というほうが正しいパターンが多い気がします。過去に見たレントゲン撮影つき死亡事故例は自分が確認した限り一度です。
その後真偽不明の詰まり死亡事故が何件も報告され、ベアタンクで飼育するように推奨されている状態となっていますが、そもそもそこに何故「詰まるかもしれないから粒の細かい底材を使おう」という選択肢がなかったのか不思議で仕方ありません。
一例を挙げるとコリドラス飼育などに使われるスドーのボトムサンド。あれは詰めようがありません。ほんとに綺麗な海水浴場の砂くらい粒が細かいです。
田砂。あれも粒は細かいです。ウーパールーパーの腸は通ります。自分はスドーのクリスタルオレンジを使っています。それも田砂同様に細かいです。
大磯でも大粒を避けて使えば十分通るという考えです。

餌の話から逸れてますが関連項目だと思っています。

●じゃあ何使ってもいいの?
そういう訳ではありません。
一般的な理論とか逆に餌と一緒に飲み込む物だという考えで選ぶべきだという事です。
例えばガーネットサンドなどはガーネットを砕いた欠片です。
非常に尖っているために腸を傷つけてしまいます。
自分は基準として日淡ドジョウに使える底材を挙げます。
日淡ドジョウは危険を感じると砂に潜り込む癖があります。
その時に粒が尖っていると皮膚を傷つけて感染症になってしまいます。その基準で考えるといいと思っています。中と外だけの差です。
ついでに矛盾するようですが、死亡事故が起きた底材である大磯もおすすめの底材であります。
稀にしかないパターンをどう考えるか?という話です。

●じゃあ底材入れる理由は?
ベアタンクではポケットがないために沈殿物を溜め込める場所がありません。そのためにウーパールーパーが歩くと様々な物が舞い上がります。水流に乗れば乗るほどこの沈殿物が分解され、水質悪化を招きます。
自分は底床があるほうが足つきには良いと考えています。多少溜め込んでも水質にあまり影響を与えないという非常に有利な物がある事を見逃されがちです。
もちろんベアタンクを選ぶのもそれはそれで一つの選択肢だとも思っていますがね。

それではこのへんで。


7.74の掟8
「エサは適切に与えよう 人間基準で考えない事」
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ウーパールーパーを飼ってみようPart3

2013/10/28 12:29
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水槽への導入方法などを書きます。これまた「そこまでやらんでも」というネタなのではじめにのQ&Aを参考にしてください。

●水あわせとは?
ショップの水からいきなり水槽の水に放り込むと水質の急変によりストレスがかかってしまいます。
このため水あわせとして「袋を水槽に浮かべろ」というやり方を推奨している方が居ますが、これは温度合わせであり水あわせではありません。
それでは水あわせとして一般的に正しいとされるやり方です。(様々な意見があり やる必要もないという意見までもありますが、自分は念のために慎重に行います)

バケツに袋をあける
 ↓
水槽からゆっくりと水をその中に入れていく
 ↓
元水の3倍量になったらほぼ水槽と同じ水質になっている為、『網を使い生体だけを掬って水槽に入れる』

自分はエアチューブを使い、水槽の水をサイフォンの原理で少しづつ落としていきます(途中にコックをつけていますので速度を調整できます)放置してるだけで自動的に水を合わせれるので楽です。


ショップの水を持ち込まないは寄生虫や病気を持ち込まない為という意味もありますが、「ここから先は自己責任です 何かあってもショップのせいにしない事」という気合入れの意味もあります(少なくとも自分には)

●餌付けしてみよう

固体選びの所で書きましたが、ショップの餌を確認しているならば、餌を与えたくなる事も十分考えられますが、慣れない環境にいきなり移されると怖がってしまう事も十分考えられます。
食欲があるかどうかは、鼻先にピンセットを持っていくと反応するかどうかを基準で考えています。
念のために少しだけ時間置いてからにしています。とくに理由はありません。

反応するならば食欲はあり、反応しなければ怖がっているという事ですね。

多くのショップは餌として冷凍赤虫を与えているようですが、冷凍赤虫が手に入らないとか、冷凍庫に入れるの反対されるなどという事も考えられます。その時は別選択肢も考えて良いと思います。
冷凍ではなく乾燥アカムシを使うとか(アカムシアレルギーに気をつけてください とくに粉が出る乾燥は冷凍より吸引しやすく、いずれ発症します 自分もほぼ冷凍を使っていましたが今年発症してしまいました……)
乾燥イトミミズや乾燥エビを使うなどです。餌の話はまた詳しく書きます。

●結局餌は何がいいの?
両生類はなんでも食べますが「これだけ与えてりゃオッケー」という餌はありませんので、なんでもバランスよく食べさせてやるのがいいです。
ただ人間基準で考えないように。彼らはほぼ肉食と呼べる雑食です。これを自然界では肉食と呼びます。
野菜や果物を与える必要はありません。
導入時のそこまでやらなくても……というネタでした。

それではこのへんで。

7.74の掟その7
「過保護と言われようとも環境変化は慎重に」
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ウーパールーパーを飼ってみようPart2

2013/10/27 09:00
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長い苦労の末にやっと水槽が立ち上がりました。そんな人が次に向かうのはショップですね。
この記事は個体選びについてご紹介しようと思っています。

「色いっぱいあるんだけどどれがいいの?」という質問を受けることがありますが、(んなもん自分で考えろよ…)はっきり言ってどれも似たようなもんです。
好みがあると思いますので好きなのを選んでください。

●カラーは
・リューシスティック(白 黒目あり)
・アルビノ(白 黒目なし)
・マーブル
・ブラック
・ゴールデン
色の遺伝情報は以上です。ショップによりゴールデンの黄色が濃いものを「イエロー」などと言ったりブラックの色の薄いのを「ブルー」などと呼んでいる店もありますが……
色を選ぶにあたっての問題点としてネットに転がってる「白目のやつは視力が悪い」というのがありますが、ほぼマユツバだと思っていいです。
例えばアルビノアイを持つ「ゴールデン」も黒目を持つ「リューシスティック」も

ほとんど同じでまったく目の前の物が見えていないと考えるほうが正しいです



厳密に言えば静止物体の視力はということになりますが…

視力云々というのはソース不明の都市伝説と言ってもいいので好きなのを選んでください。


●買う時に注意

店員さんに今までに餌は何を食べていたかを聞いておくと良いです。よく相談を受けるが「家に連れて帰ったら餌を食べない」というものです。
確かに何でも食べるのですが、環境が突然変化して餌まで変化するとかなり困惑すると思います。
環境の変化は仕方ないのですが、餌を合わせてできるだけ慣れさせてあげてください。

●複数匹を飼いたい
本来オススメしません。ただ自分も60センチ水槽に3匹を飼育していますが。。。。基本的に本当の意味で単体飼育推奨です。リスクを理解してから複数匹飼育をしてください。

●複数匹飼育のリスクとは
彼らは先程も書いた通りにまったく物が見えておりません。見えておりませんが、動く物は見えるというちょっと変わった目をしています。 恐らくですがこんな感じの視界なのではないだろうか?という予想です。「色覚はなくすべてが真っ白 ただし影というか光の当たり具合だけは見えて、それにより動く物を認識している」間違っててもたぶん似たようなもんだと思います。
この動く物は彼らがすべて餌だと思うわけです。結果共食いが発生します。

●共食いについてもう少し詳しく
共食いは頭から丸呑みにされるパターンのような、子供と大人ほどの体格差では死亡事故に繋がりますが、ほとんどは四肢を切断される形になっています。これはなぜか。
まず動体視力の話にでた通り、それが動く物で有るという事。もう一つの要因として、彼らの歯は上顎にしか付いていない、すり鉢のすりこぎ棒のような物なのですが、噛み付かれた固体が驚いて逃げようとする事がこの切断事故に繋がると見ています。
彼らは非常に臆病で、怖がるのが仕事みたいな生き物なのです。
何かがあると高速で逃げ出します。

なお切断された四肢などはやがて再生しますが、再生にはかなりのエネルギーを使います。ガリガリに痩せてしまうという事もあるそうです。

リスクや共食いが起きる原因として考えられる事を書きましたが、以上を承知の上で飼育されるのは別に構わないと思います。
ちなみに共食い原因としてアルビノアイの視力を挙げる方が居ますが先程書いたように…

さてPart3は水槽への入れ方を紹介しようと思っています。

ではこのへんで。


7.74の掟その3
「酷い白内障とアルビノアイを一緒にしない事」
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ウーパールーパーを飼ってみようPart1

2013/10/27 01:02
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まず水槽の準備からです。この記事では「本当に快適な環境」を作るための準備方法をご紹介します。

●水槽のサイズ

45センチ規格か60センチ規格が適切だと思います。
これは成体の目安オス25センチ、メス20センチというおおよその値からの適切かと思う広さです。
それ以下でも子供の頃は飼育は可能ですが、小さい水槽は非常にピーキーな環境維持を求められ、飼育難易度を上げてしまいます。わざわざ難しくする必要はありません。

●よしじゃあ水槽買ってくるからオススメ何?

45でも60でもセット物が安いですね。フィルターなんかも付いてくるので、非常に楽な環境を準備できます。

●底砂利入れるの?危ないって聞くけど

別にどちらでもかまいません。この話は給餌と関係しているので長くなります。後日というわけで。
必ず飲み込んで必ず死ぬような情報が溢れていますが、自分は普通に敷いています。これまでに13年間何の問題もありませんでした。

●よしじゃあ水槽と一緒にウーパールーパーも買ってくるわ!

ちょっと待ってください。物事には順序というものがあります。
ここからが本題になります。

フィルターなどで行う水質浄化という物は実は2種類あります。
・ゴミなどを回収する物理濾過
・蓄積する毒性物質を菌類の力で分解する生物濾過

このうちの生物濾過というものは相当時間をかけてゆっくりと立ち上がっていきます。
「両生類はあまり濾過気にしないでいいよ」という意見もありますが、ウーパールーパーはネオテニーなのでアクアリウムのそれに従うほうが良いと考えて居ます。

メカニズムはこうです。
まず残り餌や老廃物や糞などが水に溶け込み毒性物質アンモニアが発生→1つ目の菌類がそのアンモニアを亜硝酸と呼ばれる毒物へと分解→2つ目の菌類がその亜硝酸を硝酸塩というほぼ無害な物質へと分解する

こんな感じなのですが、まっさらの水を入れた水槽にはこの菌類、俗に言う好気性バクテリアはまったく居ません。このバクテリアは空気中を漂っているので、水槽をびっちり蓋するとかいう事をしなければ培養する事ができます。また2つめのバクテリアは立ち上がりが非常に遅いのでかなりの長時間作業になります(と言っても放置するだけなのですが)

それでは俗に言う水槽の立ち上げという作業をご紹介します。

カルキを中和した水を注水してフィルターを回す
 ↓
メダカなどの丈夫な魚を二匹ほど投入 俗に言うパイロットフィッシュ(生贄状態が可哀想ならお刺身の切れ端とかを投入)
 ↓
メダカなどを使う場合 餌をとにかく絞りたおす(2日に1回3日に1回ほんのちょびっと程度)
 ↓
一週間弱でアンモニアが充満した水が出来上がります ここで一旦
1/3ほど水を換えます(危険値回避のため)
 ↓
また暫くするとアンモニアが減少(だいたい一週間ほど)ここから亜硝酸地獄が始まります
 ↓
5日に一度程度で1/3ほど水を変えてやります(危険値回避のため)
 ↓
おおよそひと月半ほどするとこの亜硝酸がいきなり全部消えます
これで完了です。


パイロットフィッシュを使わない場合はお刺身などを腐らせ続けましょう、その場合水換えしなくてもかまいません。要するにアンモニアの供給源さえ水中にあってフィルターがまわってさえいればかまいません。
亜硝酸などの数値は試験薬が販売されていますので、立ち上げを開始して一週間ほどで準備されるといいと思います。
立ち上がった後のメダカはウパくんに食べてもらってください。

●バクテリアって市販のやつ売ってるじゃん?あれでよくね?

良く言えばおまじない、悪く言えばオカルトです。そもそも家庭で培養できる菌を買ってくるというのは非常に勿体無いです。(一部の製品は効果はあるそうですが…)

●え?ウパ買ってきちゃってからこれ読んだよ!

亜硝酸が出始めた頃くらいに危険値を下回るように立ち上がるまで毎日1/3ほど水換えをしてください。また餌もとにかく絞ってください。生体にはたまったもんじゃないですが、充満する亜硝酸で24時間ストレスを感じなく立ち上げるにはその方法しかありません


とりあえず「そこまでしなくていいんじゃないの?」という声は聞こえてきそうですが、基本的にアクアリウムの立ち上げ方に沿った水槽の準備のやり方です。


それではこのへんで。



7.74の掟その2
「何であろうと快適な環境の基本は全部同じ」
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