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ドイツ版wikipediaに見るウーパールーパーの真実

2013/11/15 22:38
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ウーパールーパーを知る上で重要になるような事が書かれているような気がするドイツ語版wikipediaをへっぽこ翻訳してみます。へっぽこなので間違いがあれば申し訳ない。

要するに他力本願内容。



●ウーパールーパーとは
ウーパールーパーはAmbystoma(トラフサンショウウオ)のメキシコ固有種です。
種としてはタイガーサラマンダーに近いです。
性的成熟の時期を過ぎてもその外見を変える事はありません、つまり多くの両生類に見る変態がありません。
アホローロルの名前の由来はアステカの言語である古ナワトル語の ATL(水)とそこから誕生したxolotl (アステカの神)、そして水神の象徴と解釈されていました。 ヨーロッパへはパリ国立自然史博物館に1804年に入ってきました。

●解説
ウーパールーパーは全長23から28センチ(だいたいが30センチ未満、また40センチ以上になった個体が一部では報告されています)ずんぐりした体から尾にかけて長い尾びれを持ち、体の側面にはヒダのような溝。 頭の横に3つの外鰓を持っています。
外鰓の下には大きな口があるように見えますが口は意外と小さいです、また鼻と丸い瞼のない目を持っています。 短足ですが非常に強い足を持っています。
ワイルド個体の通常の色は白い腹を持つ、濃いマーブルカラーをベースにした灰色や茶色です。
しかし水族館などでは多くのカラーバリエーションが飼育されています。
リューシスティックとアルビノ などを含め、いくつかのタイガーサラマンダーと交雑されています。
オスやメスは主に肛門のあたりで判断できます
オスは肛門のあたりがやや膨らんでいて、メスは平坦です。

●幼体成熟の発生
アホロートルとなるのは一種の土地柄でソチミルコと隣接する湖チャルコなどの旧火山区域です。
これらの湖は昔は1つの大きな河川であった事の名残であり、水源は部分的に残り、今日の姿になりました。 また残された湖も埋め立てにより消えて行きつつあります。 夜行性である彼らにとっては、酸素が多量に含まれた冷たいこの水源の水底か合っているようです。

●ネオテニー
ウーパールーパーの特別な機能として挙げられるものは
ホライモリなどの嫌気性両生類は実際に変態はしませんが、ウーパールーパーは変態させる事もできます。 しかし彼らは幼体であるにも関わらず彼らは性的成熟になります。 変態しない理由は、先天的に甲状腺の欠陥要するに変態に必要なホルモンを体に分散することができません。
甲状腺ホルモンの投与により人工 的に変態し、上陸して肺呼吸になりタイガーサラマンダーと同じような成体になる事もできます。
変態しない理由として現地の乾燥などの状態や水質良さも挙げられます。

●再生
ウーパールーパーは強い再生能力を持っています。四肢、臓器から心臓、脳に至るまで再生します。
再生するには切断などで体の一部が欠落したりすると、組織からを欠落した部位を作り出します。
この再生能力は進化の工程できりすてられた物であり、その再生能力は研究対象とされ再生を可能にするメカニズムを調べられました。その結果、いわゆる万能細胞(ips細胞のような)と同じような動きをしている事が、このすべての再生工程において照明されました。
最近の研究では、1つだけ特定の組織の種類を開発することができます、細胞から再生成手足や臓器などが作られています。

●繁殖
約8?15ヶ月でウーパールーパーは性的に成熟します。 雪が一時的に湖や自宅の池の水温度を低下
させたり、山から吹き降ろす冷たい風が入り込む時に生殖期に入ると考えられます。
アクアリウムで再現するには、他の方法があるかもしれません。
オスは体を負けての求愛のダンスの一種である高速蛇行運動を行います。
次いで性抱を地面に向けて発射します。 メスはこれを腔内部に取り込み、受精数時間後に産卵します。
卵はだいたいが水草に産みつけられます。
卵の塊は80から800ほど。
産みつけられてから約15から20日後に誕生します。この期間は温度に大きく依存すしています。
彼らは食べ物を探してまわる前に、最初に約2日分の栄養が与えられています。

●餌
野生のウーパールーパーはそこに生きる甲殻類 、昆虫や幼虫などの無脊椎動物、小魚や卵及びその他の両生類の幼体を食べています。 しかし、共食いも行われます。
彼らにとっては同類も餌の1つです。

●飼育

アクアリウムではの他の種との共存関係が形成できません、同サイズの魚ならばこの状態を回避できるかもしれません。
飼育下では小魚、カタツムリ、淡水エビ、コオロギ、woodlice、ミミズやアカムシなどの活餌を中心に飼育することができます。 あるいは、固形餌なども与えて良いかもしれません。
またグッピーやゼブラダニオなどの観賞魚も餌として良いでしょう。 ウーパールーパーは夜行性なので光量を抑えた環境での給餌が望ましいです。
ウーパールーパーは、水底に生きる生き物です。最適な維持するために水の温度は21を最大値とし最低15℃、平均して17℃を維持するように飼育するのが好ましいです、また周囲温度が高いと免疫システムが不安定になる可能性があります。 冬の平均温度約8℃という湖などで冷たい水の環境に晒されている場合は病
気のウーパールーパーはより速く回復します。
ウーパールーパーは温度変動には比較的強い種類ですが極端すぎる変動などはやはり控えるべきかもしれません。
彼らのために水槽をセットアップするときに考慮しなければならないのは底に住んでいるという事です(中訳 おそらくこれは底に住んでいるために、温度を低めに均一化させる必要があるという事。アクアリウムで深海魚なんかを飼育する時に圧力はかけずに温度を下げる事で飼育を可能性にしているという実績からか?)
大人サイズを考慮しても水槽は40センチ以上が好ましく、エアレーションや濾過器は必要であり、硬水であるpHを7から8.5に維持するのが好ましい。
そのため軟水である雨や池の水などは使うべきではありません。
アホロートルは現在野生個体の飼育は厳しく制限されています。入手にはブリーダーなどの繁殖個体を手に入れるのが良いでしょう。
また繁殖した場合、卵はウーパールーパー自身によって食べられやすいので、卵を隔離し別の容器での飼育を推奨しています。
孵化したベビーは、20ミリほどの大きさで、最初は ブラインシュリンプや、小さなミジンコやサイ
クロプスを食べます。
飼育下では28歳の高齢記録が知られていて、それらのケースを含めても平均で12年から20年生きる事になります。
以上の基本的な飼育方法以外の話は専門の獣医や研究者の分野です。

●生息地の現状
ウーパールーパーは現在、飼育されている個体の多さはワイルド個体よりも遥かに多いです。
自然の生息地はメキシコシティ開発のために水質が汚染され減少しています。地元には水質を改善するための努力だけでなく、沼地や湿地の埋め立て以外にも侵略的な外来種であるティラピアや鯉などの駆除が求められるでしょう。 2006年以来レッドリスト入りし、最もリスクの高いカテゴリ
に入り、絶滅の危機に晒されていいます。 近年の推計によると、野生の個体数がおおよその数だけ判明し、ソチミルコの湿地内6の異なる場所に存在する1200以
上の個人が700に減少したとされています。

●中央アメリカ文化としてのウーパールーパー

昔からウーパールーパーは中央アメリカの漁獲と非常に繊細な関係でした。 元々アステカではウーパールーパーは神聖な動物であり、またごちそうでした。現在捕獲自体を禁止していますが、地元の市場で違法に捕獲されたウーパールーパーが入荷して、食品として提供されています。






pH7.74の掟26
「他力本願のほうが書くのに時間かかり過ぎてるわ 日本版wikipediaみたいにペラペラの内容じゃねえんだよ」
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ウーパールーパーを飼ってみようPart7

2013/11/10 22:00
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ウーパールーパーの治療法に塩水浴というものがあります。
その定義などをちょろちょろと。あとゴチャゴチャとした話です。本文に書かれた内容に何か文句ある人はQ&Aを読んでください。

●塩水浴はなぜ効くのか?

人間とは濃度は違いますがウーパールーパーにも生理食塩水という物が存在します。体液と同じ濃度に調整した水を体に取り込むことで治癒能力を高める。また塩水にした場合はナトリウムイオンがアルカリ方面へと傾けるために浸透圧が上がります。
塩水が入り込む分、元ある水分が追い出され代謝を促進する効果があるのです。点滴に近いと考えるほうが良いかもしれません。まあこの考え方は半分間違いですが。
しかしネット上でウーパールーパー情報を見ると「塩分に弱い」などと書かれた物が見つかります。さてこのお話から。
ちなみに両性類の体液中の塩分濃度は0.65%です。

●塩分に弱いのか?

マユツバですね。アホロートル生息地には半分が汽水になった湖も過去にありました。
故に塩分耐性は非常に高いと思っています。おそらく限界値である0.65%まで引っ張り上げも可能でしょう。
ただし輸血とは違いますので、ほんとうに輸血処理が必要である場合はリンガー溶液を買い求める必要性があります。しかしそこまでするのはナンセンスというか獣医さん行き案件のような気がします。
日本獣医師会が発行している動物飼育マニュアル本には水棲両生類の感染症対策に「飼育水の塩分濃度を0.6%まで上げる」と書かれています。.65%ではなく.6%です。
これについてはよくわかりません。暇があれば一度お聞きしたい事なのですが……

●弊害はないのか?

あります。正常な水でない物を取り込み続けるというのは、必ずしも良い結果をもたらすとは限りません。たしかに塩水浴には効果はあり、治癒能力を高める働きもありますが、元々淡水をを取り込むように出来ている体に体液と同じ塩水濃度の水を取り込み続けるのは、負担がないのか?というとウソになります。必ずしも良い方法であるとは限らないわけです。原理的に言うと浸透圧が上がるわけですから、正常な水分放出がなされない、かつ入り込む水は淡水ではないとなるとまず崎に粘膜がやられてしまうでしょう。
長時間続けると皮膚そのものが傷つき逆に弱らせてしまう可能性もあります。

●やり方と注意点

飼育水をバケツに取り込み塩を少しづつ溶かしこんでいきます。
治療が必要であるという事は元々弱っている個体であるという事をお忘れなく。環境の急変は生体に負担をかけてしまい、それが原因で死んでしまうという事があります。
自分のやり方です。これは合ってるかどうかはわかりません。
間違った情報である可能性もありますので。

飼育水をはったバケツに個体を移す
 ↓
時間をかけて少しづつ塩を溶かし込み適正値である0.6%まで上げる(間違ってもここで6%とかにしないように。海水の1.5倍の塩が溶け込む形です)
 ↓
塩水浴開始 ほとんど必ずフンが排出されるので出てきたフンを回収する
 ↓
1時間ほどで終了 次はカルキ抜きした水をゆっくりと時間かけて注ぎ始める
 ↓
塩水濃度が0.1%を切ればほとんど飼育水と変わらなくなるので網で救ってそっと水槽に戻してやる

こうして改善の見込みがあると判断されるまで数日間の間隔をあけて再度行うというのを繰り返します

●しかしそもそも…

人間の場合であっても病気の治療というのはその場凌ぎの物が多く、根本的な解決策を打たないかぎりは再発します。
細々と小難しい事を描いていかにも西洋医学的な内容に重きを置くこのブログですが、あえて東洋医学的な考え方を少しだけ。中華の考え方に医食同源というものがあります。読んで字のごとく食べ物と医学の根底にある物は同じというものです。そして食の部分には水という物も含まれています。
水棲生物の場合、水分補給は状況この周囲の水によって行われており、それを止める事はできないのです。環境が悪い水は、ウーパールーパーの健康を害しますこれだけは揺るぎない事実です。
必要であるならば環境自体の殺菌消毒、つまり徹底的リセットを行う事が大事になるかもしれません。
また抗生物質などは市販品として手に入らないわけですから、必要性があるならば獣医さんにかかる事をお勧めしたいです。

●塩水浴を行うという事はどういう事か

ウーパールーパーの治癒能力は非常に高いものです。この治癒能力の高さは全身の免疫力というか、その再生能力の高さがもたらす物です。
それでも追いつかないと判断した場合のみ行ってください。
ちょっとした擦り傷や水カビで塩水浴治療を行う必要性などはまったくありません。部分治療というのができない彼らにとっては死活問題で、擦り傷程度で全身治療をされてしまう事になります。
この方法もまたストレスではあるのです。

●他治療薬は?

グリーンFゴールドあたりを1本持ってたらいいでしょう。小さな水カビ程度などのよほどの事ではない限りは使わないようにした方が無難です。ウーパールーパーには鱗がありませんのでより少ない量で治療が可能です。
反対に言うなら、毒にならない薬はないという言葉に尽きます。

●その他の民間療法は?

あまり……正直言って科学的根拠ない治療法というのは信用できないと思います。
とくに抗菌効果と殺菌効果を勘違いして有効成分として挙げているような治療法などでは。
必要な殺菌成分を抽出した形の魚の治療法薬と小動物には有害物質を含むかもしれない民間療法というのを天秤にかけるのは非常にナンセンスです。
要するに
・殺菌をする事
・有害な寄生虫を除去する事
これ以外の効果は治療薬にはありませんし、これをまず先にする事が大事なのです。
抗菌効果のある物質を既に菌が繁殖している所に入れてもあまり効果はありません。

先ほど東洋医学を引き合いに出しましたが、東洋医学も民間療法の発展形です。ですが何前年にもわたり治療というテストを繰り返してきた結果残った物という事も見逃せない事実なのです。そして後にちゃんと研究されています。

民間療法の欠点として思想だけ先走りまったく効果のない物も多々あります。処女の小便で煮た卵は食べると老化を防ぐなどという、ちょっとアレな中華の信仰だけ先走ってるような物の事です。
アクアリウムの民間療法というのは非常に歴史が薄く、まともに研究された事はないというのもまた見逃せない部分でしょう。
「人間が食べても健康に良いからウーパールーパーのために良い」というのはただの思想だけの先走りです。
彼らは人間とは違います。

●絶食治療とそのメカニズム

もう一つ有名な治療法として、絶食というものがあります。
逆に「調子悪いから栄養つけさせて」などと考えてしまう事があるかもしれませんが、それは果たしてどうなのでしょうか?
自分はこの絶食治療はかなり有効だと確信しています。反対に無理に食べさせるとそれだけ回復が遅れると思っていますしね。
というのも消化というのは膨大なエネルギーを費やす物なのです。
我々人間でもたった数時間ですが、消化中に使う体内エネルギーは全体の約75%。変温動物とは違うかもしれませんが、どのみち弱った個体に消化という重労働をさせる事についての方向性は間違っていると言うしかないでしょう。
よく「アクアリウムに正解は無く間違いはある」と言われる典型的例の一つだと思います。
弱った個体は免疫システムをフル活用してゆっくりと回復します。
その妨害だけはあまり関心できません。

●手が及ばずに悲しい事が起きた

起きてしまった事は仕方ないので、死骸をまず取り除きましょう。
混泳個体が居る場合は簡易試験紙などでかまわないので水質のチェックを。連鎖的に落ちるなんて状況にはらないように。

亡くなった個体は可哀想ですが、自分なりに手厚く葬ってあげてください。
そのへんの手段は問いません。

自分も今年、一歳に満たないアルビノを一匹落としてしまいました。自分の管理能力の不足などの至らなさをただただ恥じています。

●死骸を埋める事について

一部では「カエルツボカビ病蔓延を防ぐために火葬するのが良い」と書かれていますが、自分の見解としてはこの説には疑問を感じています。
両性類はほぼ100%がサルモネラ菌保有キャリアですが、それによって死ぬという事はありません。
それと同じように日本の両性類ではかなりのサンプルからこのカエルツボカビ病キャリアが発見されています。
記憶に新しいところでオランダのファイアサラマンダーが大量死した案件がありましたが、この手の菌類は抗体を持つことで共存関係とも呼べる状態になります。
事実アメリカに研究用として日本のサンショウウオが送られていますので。
別に土葬しても問題は起きないのではないか?という見解です。
確かに相当面倒な細菌ですが、必要以上に恐れるという事は不要な気がしています。
まあ確かに研究があまり進んでおらず世界的な両性類絶滅の危機の引き金を引いている菌ではあるのは事実なんですがね。
また抗体を持たない両性類が居る国にカエルツボカビ病を輸出してしまった国というのは…恐らく…。

個人的見解に留めておくような仮説なので、気になる人は火葬してもかまわないとは思います。
自分はプランター葬にしています。


7.74の掟その25
「弱った個体は冷たい水のなかで回復させてあげましょう」
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ウーパールーパーを飼ってみよう Part6

2013/11/10 15:09
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ウーパールーパー飼育時に冬場はどうするの?という質問がたまにあります。
越冬越冬と毎年のように日淡飼いから声が出るアクアリウム界では、当然の声なのかもしれませんが…

●ヒーターは必要なのか?

思い出してほしいのはウーパールーパーの飼育記録として残されているのは、すべて屋外の池である事です。
屋外のほうが温度が下がり、ウーパールーパーは休眠状態に入ります。ネオテニーではあるものの両性類には冬眠という機能が備わっています。
変温動物の活性というのはすべてが寿命と直結し、反比例する形になります。
活性とは水温に依存しますので。

●うちはどうか?

うちは室内飼育なので残念なことに完全なる休眠状態に入りません。もしかしたらこれで入ってる状態なのかもしれませんが…

相当水温が低下してかなり動きは鈍りますし、エサの消化速度が落ち込みます。(約15度程度)
もっと下がれば良いのですが、冬場にクーラーを回すというのはバカげていますので…

●休眠状態について考える

うちの「活性が落ち込む」という状態ではなく、「完全な仮死状態」に入るという仮定で話します。もしかしたら入らないのかもしれませんが…
この項目では言葉の先入観をなくすために、あえて仮死状態という言葉を使います。
仮死状態になった水棲の変温動物はどうなるかと言うと、まず心拍数が極端に落ち込みます。それに伴い酸素消費や餌の消化速度などが落ちます。
語弊がないように言えば消化しなくなり餌を食べなくなります。
これが長生きの秘訣なのですがね。
そのために完全な仮死状態になるとするならば、ちょっとしたコツが必要になります。
金魚やメダカなんかを基準に話しますので、この状態には入らないかもしれません。

●できる限り水流をカットする

仮死状態なら動かなくなるので強い水流を好みません。元々彼らはメダカほどで無いにしても泳ぎは不器用で強い水流を元々好みませんが。
寝てる状態で流されてしまうと体力を消耗するためです。
金魚やメダカなどの仮死状態ではフィルターを停止する方もいらっしゃいます。
できれば弱い水流で濾過をギリギリにしてしまうのも手かもしれません。

●餌を与えないor与えすぎない

活性が落ちてきたウーパールーパーも飼い主にベタ慣れしていれば飼い主の姿を見るとエサが貰えると勘違いするかもしれません。
しかしこの半仮死状態(うちは冬場にこの状態です)温度が高い時ほど早く餌を消化できません。
なので簡単に消化不良となります。
また何度も言うように満腹中枢が存在しないので、与えたら与えただけ食べます。なので冬場の給餌はとくに慎重に。
彼らは時間で餌が必要になるわけではありません。すべて体内時計により管理されていますのです。
ゆっくりと進む体内時計に従って給餌を行う事をお薦めしています。

はっきりとは言えませんが…完全なる仮死状態に入ったならばまったく消化できなくなるかもしれません。
その場合は給餌をしてはなりません。
まあ仮説ですがね。金魚やメダカやエビなんかでもこの仮死状態の時は餌を消化できません。

●エアレーションとか弱くなればバクテリアはどうなるのか?

これね。よく質問あるんですけど…仮死状態の時はそもそもアンモニアが発生しにくいです。
そのため水温低下すると一時的に弱くなります。
ただ一旦ついた菌類は簡単に殲滅させる事ができません。
恐らく「次亜塩素酸ナトリウムをブチ込む」とか「ホルマリンを投入する」などの行動が必要になります。リセット行為を伴わない粛清というのは…正常な水槽では「ようこそジェノサイドパーティへ」などと鼻歌を歌いながら消毒剤を放り込む奇特な方しか殲滅を見る事はできないのです。

なので一時的に弱ったところで問題はありません。
要するに少なく出るアンモニアを硝化される事ができる量があればそれで良いのですから。

●水換えについて

ほぼしなくても問題はないでしょう。一応うちは半仮死状態までなので、一応やります。
冬は二週間に一度程度これでも多いかもしれません。
pHが弱酸に傾いておれば少し頻度を上げるか、蛎殻を吊るすか考える所ですが…
もし完全な仮死状態に突入したら水換えをストップしても平気です。

●だいたい何度くらいまで下げて良いのか

完全に水が凍りつくなどという状況は、いくら仮死状態と言えども死んでしまうと思います。
ですが、室内では…
北国の方はどうかはわかませんがあまり無い話だと思うのです。

●加温する利点と注意点

もちろん利点というかなんというかそれなりに特徴はあります。
一番なのが繁殖期を迎えさせない事です。温度が下がり始めると繁殖行動に移ります。
これを阻止するためにヒーターを投入するわけです。

それ以外の利点は考えつきません。

オススメはしませんが、ヒーターをどうしても使う場合の注意点としてはヒーターカバーを付けましょう。
小魚やエビには必要ないのですが(逆に挟まって中で煮魚やボイルエビが制作される自動装置になる事もあります)一箇所に停止する癖がある生き物は絶対にカバーが必要になります。
以前某ホムセンの淡水エイが酷い火傷跡がついたままで売られていて、心を傷めたことが…

ウーパールーパーも同じような火傷ができる可能がある生き物なのです。

まあ再度言いますが必要ありません。



最後に…越冬越冬などと言い構えるほうの飼い主さんの気持ちの越冬準備を先にやりましょう。
恒温動物と変温動物は違うのですから。

7.74の掟その25
「完全な休眠状態に入れれる地域の方 もし手間でなければその休眠状態の情報をお待ちしています」
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閑話休題2

2013/11/09 20:37
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ショップで売ってるウーパールーパーの本とか高すぎて買う気しないwwwwww
1700円とかどこまでぼったくりなんだよ。
という事で自分は読んだことありません。

図書館で両性類の生態などの本は読み漁りましたが。
なのでウーパールーパー関係の著書から大きく外れているだろうと思います。
あえて別に読む必要もないと思っていますし。

ウーパールーパーは有尾類の飼育とアクアリウムの基本の丁度中間。それだけは揺るぎない事実でしょう。

7.74の掟その24
「正直あんなもん買って読んでる金と暇とあったら水草を買って手入れに時間かけるわ さあアマゾンチドメグサトリミングするか…」
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ウーパールーパーを飼ってみよう番外編

2013/11/05 19:35
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とりあえず安上がりでウーパールーパーを飼いたい!という相談がたまーーにあります。
そんな「いずれ水槽に移したいけどとりあえず飼いたい」という飼い主さんに推奨している飼い方です。

●水槽を使わない

安くなったとは言えどもやはりそこそこするのが水槽です。始めての飼育に60センチ水槽のセットを薦めた自分ですが、これを否定してしまえば良いわけです。
使うものはホームセンターのプラスチックケース。なるべく予算が許す限り大きな物を。500円?1000円ほどで50×30×30ほどのサイズが手に入ります。大きければ大きい程良いです。

●折角だから俺は投げ込みフィルターを選ぶぜ

恐らくベビーならばこれでも問題はないかもしれませんが、大きくなると濾過は不足してくるでしょう。とりあえずと言ったところです。1000円以内でセットになった一番小さいものが買えると思います。
本当はこの環境ではエアリフト式底面濾過をオススメしたいのですが、理想的な環境を計算してみるとセット水槽が買えました…

これでとりあえずはオッケーです。隠れ家欲しいなら使い古しの割れてない湯のみでも入れてあげてください。

●安い水槽セットは?

ストック水槽やトリートメント水槽やほんの僅かな小さい生体を入れる水槽として持っていても問題ないですが、水量が…
やはりかなりシビアです。
10Lしか入らない水槽に1gの残り餌が溶け込むとの、50L入るプラケースに1gの残り餌が溶け込むのではその汚染具合はかなり違いますので。
なのでプラケを薦めております。
プラケースの立ち上げ方も水槽の立ち上げ方も変わらないので、このブログの最初に書いた水槽の立ち上げ方を視てください。
アンモニアから始まる不用物質を硝化するというルールは変わらないのです。

●濾過不足になる前に

水槽とまともなフィルターを確保して移してあげてください。その時新たなる立ち上げ作業は不用です。 プラケースに入った水とフィルターをそのまま水槽に移してやると、一度ついたバクテリアは水槽内でもすぐに繁殖を始めます。完全にすぐに立ち上がるというわけではありませんが…好気バクテリアの分裂周期は48時間です。経験上1?2サイクル程度ではやや不安定といった所でしょうか?

●底面濾過おすすめする理由は何?

以前さらっと書きましたが、上部や外部に匹敵するのが底面濾過です。
・底を3センチくらい盛る
・大磯砂の小粒くらいの物を使う(もっと細かい砂系では不可です)
・底面を清潔に保つ

この3点だけ気をつければ本当に強い濾過ができます。
まあ水槽確保前に環境をそれで整えてやるというのも良いかもしれません。エアリフト式なのでポンプは必要ですが…
大磯砂でググると「酸処理」という言葉が引っかかってくるかもしれませんが、ウーパールーパーはアルカリ性を好みますので処理はしなくても良いです。(コントロール不能を嫌う人は酸処理してもかまいません)これも後々水槽にステップアップする際に移植もできますし、ぶっちゃけプラケースでかまわないというならそれで完結してもかまいません。

●それを揃えれないんだけど飼いたい

飼育を諦めるという選択肢はありませんか?最初に提示したのは最低限の飼育です。また将来的に必ず足りなくなります。肉食は水を汚します。メダカや小形エビの比ではありません。
もう一度飼えるかどうかをよく考えてからにしたほうが良いです。
また上記のプラケースだけならば、屋外へ放り出してメダカやミナミヌマエビを飼育するのも手です。それならばフィルターすら必要ない飼育も可能になりますので。
ここまで紹介してきましたが諦めるというのも立派な選択肢です。


7.74の掟その23
「設備を揃えられなければ飼わないほうが良い 俺だってもっといっぱい飼いたいものはある」
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閑話休題その1

2013/11/04 20:21
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相変わらず「ウーパールーパー可愛い!!」などと言うブログからは完全に明後日の方向に向いてる更新が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
そんなブログを期待してるなら二度とこのブログか(ry
ウーパールーパーは玩具ではなく生き物ですし、「壊れたから買い換える」という物ではありませんので、やはり基本的な所を意識して、きっちりした考え方を持っておかねばならんと思うわけです。その上でほんと適当でいいんです。手加減を知る事ですかね。
故に感情論は一切排除した方向性です。
なんか繋がってるようで繋がってない話じゃね?とか思う人が居る場合は…

ようするに文句ある人はQ&A(ry

さて、「おい!水草その前に以外を使うってネタ教えろ!」っていうやつなんすけど…

ダイソーなんかで売ってる園芸用石灰ですね。中味たいして変わりません。pH12になるように自分で調整してください。
少なくとも某製薬会社みたいなネーミングの粉よりも割安です。
というわけで100均でつかえる物ってあるの?というネタです。
アクア用品は相当割高なのでそれにかわる物があるかもしれません。ほんの一例です。

●スポイト

ウンコを回収したり突き刺した餌をウーパールーパーに与えるなどの使い道があります。
これはかなり大きな物が求められますが、ダイソーではシュポシュポの水ポンプの横に売られています。(話はダイソーに偏ります というかステマでもなんでもないのですが、うちの近所にはそれしか無いのです…)

●そのスポイトの横に売られているシュポシュポのポンプ

足し水などに使えます。また崩壊しかけたウンコなどを回収する時にも大活躍です。

●鉢底ネット

園芸コーナーに売られています。草の植え込みや様々な造形に使える非常に優秀な物です。
ウィローモスをぶっ刺してマットからコロニーからなんでも作れます。

●ピンセット、菜箸

細かい作業や餌やりに使えます。自分はアクアリウム用のくそ長いピンセットを使って居ますが、細かい作業にはこちらを使っています。

●エアストーン

やっとペットコーナーの物が出てきました。これちょっと詰まりやすいんですが…ちゃんとしたアクアリウム用のやつのほうが細かい泡が出る物が多いです。
まあ泡なんて気にしねえよ対流さえ起きてたらいいんだろ?って人用。

●ザリガニの餌

ペットコーナー唯一の沈下性餌であるこれは、ミニキャットと同じサイズくらいの餌です。
栄養価としては…まあミニキャットより落ちると思いますが…
ちなみに某掲示板では魔性の餌と呼ばれ、これを投入した場合掃除用エビが狂ったように奪い合います。
ウーパールーパーに与えても問題ないと思っています。

●魚網

ペット用品より雑な作りですが…まあ問題無いと思います。

●竹炭

別に「竹炭は水を綺麗にする」などという都市伝説は信用しとりませんが(大きな意味では意味あるとは思いますが、突き詰めると少なくとも濾材に使わない限りは)掃除用ヤマトヌマエビなんかの隠れ家に良いと思います。
これと鉢底ネットを使い、ウィローモスをぶっ刺して市販品同様のエビマンションを作ることも可能です。

●釣り糸

200mで100円という驚異の価格!という活着天国です。

●タッパーや小型プラケ

ウィローモスをトリミングする時に下にひいてやるとトリミング後のウィローモスをばら撒きません。大物に活着させていちいち引き上げるの面倒という人向けです。

●メラミンスポンジ

俗に言うの激落ちくん。ただしこのスポンジという名前のものは、正確に言うならスポンジではなく樹脂であって突起物に触れた瞬間にミクロ単位の粉になります。コンパウンド状になったこの粉が汚れを取るのです…が…
この粉を気にする人もいます。魚やエビまで激落ちくんなどと言いながら。
それが気になる人は使用を控えて次のものをお使いください。
主に壁面掃除にお使いください。

●テーブル拭き(マイクロファイバーダスター)、キッチンペーパー

使い捨てであるかそうでないかの差です。三角定規なんかに巻きつけて掃除をしましょう。
またこれは水換えと掃除方法について詳しく書きます。

●カルキ中和剤

液体と顆粒が売られていますが顆粒を強くオススメします。理由はあとで。

などなど、まだまだ探せば沢山のものがあると思います。
使うのはアクアリウム用品だけではありません。
またホームセンター編でもやりたいとか思うのですが、それは広域の意味でのアクアリウムになるのかなと思います。。。
また底材については逆に割高です。容量から考えると無意味な高級品になります。


●おまけ●

カルキ中和剤について。

これはテトラのコロラインなどが有名どころですが、自分はこの安物の粒の物を使っています。
よく「カルキ抜き」と書かれていて、混ぜるだけでカルキが空中に消える!!などという錯覚をしている方も居ますが、これは塩素とチオ硫酸ナトリウム5水和物が結合して、別の物質へと変化します。
ただ入れすぎると残留したカルキ中和剤が水槽内の酸と結合して硫酸に変化してしまう可能性が…
これではハイポが思い切り使い勝手が悪くなります。粒は不揃いですが何粒放り込めと書かれていますので、何これ?と思うかもしれません。
なので最初から重さをはかり水に溶かしてやればいいわけです。
ダイソーの場合110グラムで100円ですので、コロラインと同じ濃度にするとですね…

なんとコロラインと同じ濃度にするには1リットルにつき5グラム弱を溶かしこめという話です。
ダイソーで1リットルのペットボトルジュースを買ってきたら飲んでからちゃんと洗い水道から水を直接入れて5グラム溶かし込むだけのお仕事です。水道水の残留塩素?
そもそも圧倒的なハイポがそんなものを消し飛ばしてくれますよ。気になる人は精製水を薬局で買ってきてください。
コロラインと同じ濃度にするならば110グラムで…つまり22リットルのコロラインを買ったことになります。
ついでにコロラインには中和に関係ない成分が含まれていて、自分はその成分を「余計な物入れるなゴミクズが」と思っています。
入れる必要のない物は極力削ぎ落とすという主義なのです。





7.74の掟その22
「果たして本当に安かろう悪かろうなのか?」
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アクアリウムの基本的なあれこれ Part6

2013/11/04 17:34
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立ち上がった水槽にはまったくと言って良いくらい関係ない話です。というか本来ウーパールーパーには何の関係もありません。
一応知識として

●危険なアンモニア?

前回触れたと思いますが、おさらいします。便宜上アクアリウムではアンモニアであろうとアンモニウムであろうとアンモニアと呼びますよと書きました。
テトラあたりの試験紙で見てもわかると思いますが、NH3/NH4+と2つの項目を計測して合算した物をアンモニア値として出しています。

●水槽内のアンモニウムとアンモニアについて

アンモニアは非常に不安定な物質なので、すぐに結合すると言う感覚のほうが正しいです。
酸性ならば99.9%が水素イオンと結合し、アンモニウムとなります。
pH7でも99.7%という驚異的結合率です。
しかしこの水素イオンというのは、pHが上がるほどアンモニアに結合しなくなります。
よって直でこのアンモニアが水に広がります。高温度によってこの結合率が下降するらしいのですが…まあウーパールーパーを飼う低温環境ではあまり気にしないで良いでしょう。

●その毒性について

実はアンモニアは危険危険と言われていますが、アンモニウムになったアンモニアはほぼ無害になります。つまりアンモニアが出る→即水素イオンに結合してほとんどがほとんど無害化する→残りのパーセンテージが猛毒になる。
このような感じです。
一部飼育者さんは錯覚しているようですが、「アルカリのほうがアンモニアは毒性が強くなる」というのは少しだけニュアンスがずれています。「酸性のほうがアンモニアの毒性は低くなる」というほうが正しいかもしれません。というのもアルカリ性はアンモニアが猛毒に変化して試験紙で検出されにくい微量な物までもが生体に悪いのでは?という錯覚をしている方もいらっしゃるようなので。
(某波動砲メーカーさんの新潟の田んぼから作ったソイルのなんか産地偽装とか思える南米風の名前ついたソイルの影響でしょうかねこの話)
まあ正解っちゃー正解なんですけどね。

●はいここまで読んで「あれ?」って思った人

はい。それで正解です。
硝化される環境というのが整ってたら別にほぼ問題ありません。
確かに毒素なのですが…あまりの過密環境で飼育しない限りは、あるいは高レベルでの水槽環境崩壊が起きなければ、アルカリ性で飼育しても問題は起きません。

●しかしとりあえず自分は…

目安としてpH7を推奨しています。
突然起きる崩壊というものを何度か経験して反省猿になる事が多々ありましたので。

まあほんとは実は適当でいいです。案外大雑把に管理しても大丈夫な生き物ですから。
一応知っておくと安心というレベルのお話でした。



7.74の掟その21
「細かい事は気にしない でも実は細かい事は気にしてる」
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ウーパールーパーとはPart4

2013/11/03 17:54
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この件についてはあまり語りたくないのですが、一応この側面は存在しますので。夢のある話だと言う人は居ますが自分にはそう思えません。むしろ酷い現実に引き戻される話のように…
たぶん文句ある人は居るでしょうがはじめにのQ&Aをお読みください。


●ミューテーションとは?

ウーパールーパーはメンデルの法則に従った色遺伝をしません。
なので突然変異というか特殊なカラーが生まれる場合があります。
足だけマーブルカラーのゴールデンだの、半身がブラックで半身がリューシになる個体だのという。

●ミューテーションそのお値段

これを狙っている方が居るようですが、このミューテーションの販売価格の高さがそうさせてしまうのでしょう。
ただ珍しい物を飼いたいという人かも知れません。

●ミューテーションの弱点

まず、体が弱いです。これはミューテーション体色も弱点の一つという考え方ですが、それ以外にも何かしらの弱点を持っていると考えてい良いと思います。成長の遅さや、免疫力の弱さや何かしらの問題点ですね。

●ミューテーション個体からの繁殖

ウーパールーパーはメンデルの法則に従って体色を遺伝しないというのはこのミューテーションに関してもそうです。つまりこの突然変異体の色を固定する事は不可能です。またミューテーションとミューテーションを掛け合わせてもミューテーションが生まれるという可能性はほぼ0%です。
そしてほぼ100%で親の弱点を受け継いでしまいます。 
別に存在自体は否定しません。個人的に飼いたいと思う人も居るでしょう。
ただこの繁殖行為だけはなんとか止めて欲しいと思っています。
個人売買等で出回る個体の血統を購入者は知る余地はないのです。




 
まあなんというか7.74は金の匂いがする飼育を嫌います。そういうのを好みません。
水槽を眺めている時くらいはそういう事を忘れてしまいたいと思う人間なわけです。

7.74の掟その20
「趣味は趣味のままでいるから楽しい」
記事へなるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 6 / トラックバック 0 / コメント 0


レイアウトと水草あれこれまとめと オマケ レイアウトシリーズ?完?

2013/11/03 16:57
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リクエストされて、掲載してきたこのシリーズもここで完結となります。あとは適当にまた思いついたら書こうと思いますが。

先にオマケから行きます

●おまけ サルにでも出来た!簡単ウィローモス活着

サルです。えーとまず基本的なウィローモスの巻き方から、裏テクまでざっと書いていきます。

・買ってきたウィローモスを黄色くなった部分を取り除きアオミドロを洗い落とす。
・1センチほどの長さに細かく切り、薄く薄く盛り付け1センチ感覚くらいにテグスを巻きつけていく。(釣り糸1号とか2合とか推奨)
・縛ったら任務完了。水槽に沈めて伸ばす。
・ヒョロヒョロのモスが伸びてくるのでこの成長点を断ち切ると脇芽が出てくる。
・それを繰り返すとモサモサのモス畑の完成。

こんな流れです。

「うわーめんどくせー!俺手先が不器用なんだよ!縛るとか無理!!」というこの『さる』のような人向け方法をご紹介します。

・いきなり束で薄く盛る
・テグスに「結び始め」というのを作らないで糸の始めごと巻きこんでいく(この時に糸の始めには軽くテンションをかける)
・巻き終わったら巻き込んできた糸の始めに糸の終わりを米結び(通称だんご結び)
・カッターを持ってきて糸の隙間から糸を切らないようにモスを断ち切る。この時に強いライトをあてて行うと糸がみやすい。

以上です。サルにでもわかるモス講座でした。
わざわざ難しくやりたい人は止めません。
オマケここまで。


●前回のおさらい

・大物で骨組みを作る→陰性を活着→陽性を植える
・手前低く、奥高く
・人工物を隠す
このルールに沿ってに作っていけばだいたい立体的に見えてくると思います。

●結局どのぐらいまでできるの?

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センスがないのはわかっとりますが、このぐらいまでは余裕です。
ほとんど陰性なのであまり手はかからんのです。

●手前の絨毯について

前回『背の低い草は低光量では不利』だと書きましたが、色々考えで「やはり絨毯が欲しい」と思い選んだのがこのオーストラリアンワーフヒドロコティレです。
(偶然この水草のかたまりを用水路から引き上げたというのは内緒です)オーストラリアンノチドメとかオーストラリアンクローバーとかいう名前でも知られています。本来植え込む水草なのですが、なかなか死滅させられない程強いので、このようにウィローモスの上に縛り付ける形になっています。 非常に成長は早く、浄化能力は高い水草です。

●手入れ方法は?

大物オブジェクトならたまに引き上げてやって歯ブラシで掃除してやってください。
そのへんは普通の土管だの蛸壺だのと変わりません。

●もっと複雑なことしたい

それはウーパールーパー以外の水槽でやってください(笑)
めちゃくちゃ強い光を当てるというのができる生き物は沢山居ます。
CO2は別にウーパールーパー水槽で炊いてもあまり問題ありません。興味ある方は発行式CO2ボトルで調べてみてください。
わざわざ書くのもマンドク(ry

●CO2と酸欠の関連性

よくCO2を添加しすぎると酸欠で死ぬという話を耳にしますが、「CO2を添加すると酸素量が減って酸欠が起きる」と考えている方が居ます。実はこれ少し違うんですね。酸欠死亡は確かに起きます。それは機材の暴走だのなんだのの理由で。

さてここで問題生き物は何を吸って何を吐き出すのでしょうか?

つまり酸素を吸い込み二酸化炭素を吐き出すのはどんな生き物でも同じです。その二酸化炭素が水に飽和していた場合はどうなるでしょうか?
CO2を吐き出す場所がなくなり呼吸ができなくなります。
・ライト消灯時には止める事
・夜間はきっちりエアレーションをする事
・とんでもない量を一気に放り込まない事
これを守っていたら酸欠というのは無縁です。
まあこんな話はウーパールーパー水槽のレイアウトにはほんとに関係ないので興味ある方、自己責任のもとで添加を試みてください。





7.74の掟その19
「しかしレイアウトセンスねえな俺」
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アクアリウムの基本的なあれこれPart5

2013/11/02 20:39
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さてアンモニア→亜硝酸→硝酸塩となる好気濾過の関係について解説しましたが、触りだけ触れたその後の話についてです。

というより「水換えが面倒くさくて死ねる」という人用です

●水草はどこまで硝酸塩を浄化するのか?

確かに硝酸塩を浄化するのですが…そんなに大した量を浄化できる程ではありません。
これは燃費の悪い爆増草であるマツモやアナカリス、アマゾンチドメグサというようなものでもそうです。
むしろほとんど浄化しないと考えておくと少し浄化らしき物があればラッキーと思うかもしれません。

●嫌気層はどこまで硝酸塩を除去するのか?

これはデメリットのほうにかなり厄介なものがあるため、これの扱いは注意をはからないとなりません。使いたくない人はできるだけ底掃除でかき混ぜてしまいましょう。
脱窒の原理を少し。こいつの活動には餌となるものが必要となります。
通常この底面の嫌気層には、表面に降り積もった細かいエサの欠片や水草の破片など(俗に言うにデトリタス)が落ちて行き、嫌気層に到達します。
この嫌気層に到達したデトリタスを食べる菌がここに居ます。
この嫌気菌というのは1サイクルが非常に早く、分裂が早い菌です。
デトリタスを落とし込めば落とし込むほど、この嫌気菌は活発に活動を開始し、これを分解します。
その時硝酸呼吸ともいうべきか、硝酸イオンを取り込み窒素へと変換するわけです。この硝酸イオンとは好気菌の生物濾過で最終的にできる硝酸塩の事です。
ところがこのバランスというのがあって、菌類の中には硫黄ガスや硫化水素ガスを発生させる菌も同様の動きをします。硫黄ガス硫化水素ガスは大発生すると生体が一気に死亡します。このうち硫化水素ガスは完全止水域 酸素ゼロ領域ができてしまった場合に物凄く活動を始めるようです。 
…マジな話、底のデトリタスの詰まりなんて確認できねぇっす。
ちなみに淡水ではこんなもん普通意識はしません。
危ないし水に添加する物はカルキ中和剤しかないのですし。安上がりですし。
なのでできるだけ嫌気層を作らないようにプロホースなどで底を撹拌します。

やりたい人は止めません。これで水換えからあなたを開放します!

●底面以外で嫌気濾過は不可能なのか?

底面で行われる嫌気ろ過以外に、嫌気専用のろ過器を使い、低酸素にしながら運用する濾過方法があります。できるだけ低酸素にした水をポンプなどでゆっくり槽の中に送り込み、詰めないようにしながら水槽に戻し入れるやり方です。 この方法にはデトリタスそのものが存在しませんので、デニボールという生物分解プラスチックを放り込んで使います。
原理は同じですがこれにもやはり窒素以外の気体が発生する危険性は存在します。

やりたい人(ry  これで水(ry

●とここまで長ったらしい中身のない文章を読んで

どうでしょうか?水換えは面倒ですか?こちらに物凄く良い方法があります! それは嫌気濾(ry

●冷静に考えて

水換えのほうが楽ですね?自分はそう思います。 「俺はその嫌気ろ過をやるぜ!」という方はあえて止めません。。。。頑張ってください。。。。


ちなみにうちも一部の底がけっこう厚く盛られているので、たまに底床から泡が上がります。匂いのチェックだけは毎日かかさずしていますが…できるだけ底を撹拌できるように掃除していますという感じか。あとウーパールーパーも穴掘りで底を引っ掻き回すのでまあ大丈夫かなと思って居ますが。



7.74の掟その18
「やはり水換えに勝るの浄化方法なし」
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水草を入れようPart3

2013/11/01 12:31
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これが最終回になると思います。
あーでもウィローモスの活着は別項目でやるかな? 前回は除外した陽性植物をメインとします。
というわけでいつも通りいらない部分の解説の本題です。

●照明は?
点灯すると嫌がりますので、本当に一番安物の蛍光灯を使うのが良いかと思います。LEDは知識ないのでよくわかりません。
照明なしではあまりこの水草デザインするのは向いていない可能性があります。そのため強光が必需の水草はこれに外れる物だということです。

●種類が沢山あってどれか選べない

陽性植物は沢山の種類があり、知識なくしては選別はかなり困難な状況です。 ショップなどで店員さんに自分の水槽の状況を伝えてどれが良いのかを選んでもらうという手もありますが、基本的にアクアリウムというのは過剰な光を当ててCO2を焚きあげ自然界ではありえないくらいのしっかりとした育て方をする趣味の事です。
そのために低光量でも育つという水草に対して知識を持たないスタッフの方も居るかもしせません。
またそういう場合は陰性を薦められがちです。
この記事では実際に運用している水槽で使ってる植物を紹介しながら進めていきますが、自分の環境で育っているからと言って必ず育つという事はありません。
環境 

・コトブキスカイライトスリム 一灯
・上部濾過であるために奥は遮光されている
・照射時間は8時間

●種類とは

その伸び方増やし方によります。
何系の水草であるかをまず理解しておくと、手入れ方法や増やし方がわかります。

●有茎系

一番多いのがこの種類です。茎を持ち、成長点を伸ばしていくこの種類は、伸びてきたら適当に切り落としてまた差し込む「差し戻し」という方法でその数を増やします。 また脇芽と言われる本来の成長点と違う場所からも伸び始めたりります。それらを適当な長さまで成長させて切り落とし、差し戻すとさらに量は増えて行きます。 この種類に入る水草の増殖は容易ですので簡単に使えると思います。反面燃費は悪く(それだけ底面の肥料成分を消費し浄化するという事なのですが)わりと強光を必要とするものが多いです。

ウーパールーパー水槽で実績のあるこの種類は…マツモ、アナカリス、ハイグロフィラ各種、アマゾンチドメグサ、ルドヴィシアなどです(条件により育たずに枯れるパターンもあります 絶対に育つというわけではありません)

●ランナーで増える水草

有茎系とは別に地下を這うように子株を出して成長していく草があります。このタイプはけっこう数は少ないですが、あるにはあります。入門編になアマゾンソードなどの草があるのですが……アマゾンソードはアマゾンソードプラント エキノドルスアマゾニクスといい、要するに強烈な光を必要とするエキノドルスの仲間です。ウーパールーパー水槽ではかなりの難易度になります。育てれるものが無いわけではありませんが、代表的なピグミーチューンサジタリアやエキノドルス各種は本当に向きません。

ウーパールーパー水槽で使える物と言えばスクリューバリスネリア、あと陰性になりますがクリプトコリネがこのタイプに似た増え方をします。

●浮草

案外見逃されがちですが、この水草もなかなかの強さを誇ります。
代表的なのはアマゾンフロッグビットなどですね。ただしこの手のものは活餌のメダカに根を食われ尽くしてしまいます。また上部にフィルターともかなり相性が悪いです。これも前記のランナー系と同じで繁殖茎を出してその数を増やしていきます。
増えれば全体的に覆ってしまうので弱い照明しか使えない状況では下の水草への障害物となりがちです。
また葉が溶け続けるので掃除はわりと必要になります。ヤマトヌマエビが食べてくれますが…(特性上新しい葉を出して古い葉は解けるので、解ける葉に追いつかないほど光が弱ければ消滅してしまいます)
使えるものはアマゾンフロッグビット、ドワーフアマゾンフロッグなど

●水棲シダ

アメリカンスプライトなどがこれにあたります。これは陰性のミクロソリウムで紹介したように子株を葉につけます。その子株を摘み取り、差し戻してやると良いです。
ハサミのいらない有茎系といったところでしょうかね?

●高いしちょっとだけ買って短期間で増やしたい!

ベランダに底材と水はったバケツを置くスペースがあるなら植え込んで放置してください。 水をひたひたにして水上葉とするほうが爆発的に増えます。

●よく水上葉って書かれてる物があるんだけど

水草は水中展開する葉と別に水上展開する葉を持っています。水上葉育成したほうが成長は早く増えやすいので安く買える可能性があります。

●雑草を水槽の中に入れられないの?

そのへんにある雑草の中にも実は水草は混ざっています。ロタラなどが水田に水上葉を展開している姿をよく見かけます。ですが、基本的に「水中葉を持つ水草しか水中科させるのは不能です」
これはショップに売られてる物にも当てはまり、水草として売られてるのに水草じゃない物があります。ドラセナコーディーラインなどをよく見かけます。
水中葉を展開しない限りはいずれ枯れてしまいますので、買う前にググって無理をさせないように。

●鉛のオモリごと植えたらいいの?

最近は釣りの仕掛けにもこの鉛を排除する動きがあります。鉛は毒性が高く、飼育環境には持ち込むべきではないという考え方から敬遠されがちです。
例えば寿命が短いミナミヌマエビなど(約一年)はこれの影響を受けにくいと思いますが、長生きするものに不安要素は持ち込むべきじゃないと思います。

●どうやって植え込むの?
有茎系やシダはやや大きめのリング濾過材を買ってきて使い古しのウレタンマットと一緒に詰める手法があります。またそれ専用の鉛を使わないオモリも販売されています。
ランナーを出す水草の植え込みは何株かまとめて茎を傷めないように鉢底ネットにゆるくテグス固定し、その土台ごと植え込むという手法があります。活着ではありませんがそうやって砂利の中に埋もれさせるのは別に問題ありません。なお陰性であるクリプトコリネもこの方法を強く推奨しています。

●リング濾過材に固定して植え込んだら抜かれる

陰性の影になる部分やオブジェクトの近くはあまり抜かれません。
必要ならばオブジェクトにしばりつけて固定すると良いかもしれません。自分はこの固定を手入れの面倒さからやりませんが。
ポツンとある物は抜かれます。そういう場合は鉢底ネットを使うランナーを出す水草が良いかもしれません。なお有茎を鉢底ネットに固定して植え込むとめんどくさい地獄行きです。

●有茎系にハサミ入れるの怖すぎ

ビビる事はありません。大胆にやってしまってください。ウーパールーパー同様に水草の再生能力はなかなかすごいので。

●上手く育てたいんだけどコツなんかある?

基本植え込んだらトリミングの瞬間まで触らないようにする事です。底掃除もこの水草ゾーンを避けて行ってください。トリミングの時にやれば良いです。肥料成分が抜けてしまいますので。

●陰性植物と陽性植物

陰性のほうにも書きましたが、ウーパールーパー水槽では陰性側により多くシフトしたレイアウトにすべきです。だからといって全部陰性にする必要性はありません。
所詮陰性は浄化速度が遅く、水のバランスを整えるために入れるという意味ではまったくではないですがあまり役に立ちません。
浄化能力を求めたければ陽性を組み込むようにすべきところです。

オマケ

●マツモって植える必要ないって言うけど

はいありません。あれは根がありませんのでレイアウトとして固定するなら植えればいいです。

●通販の説明にある前景とか中景とか何なの?

だいたいどの程度まで伸びるかですね。
基本的に水槽というのは下へ行くほど屈折や拡散により暗くなります。なので低光量で使える前景というのはレアになりますね。デザイン水槽によくある敷き詰めた緑の絨毯というのはかなりの難易度です。





さて次はウィローモスの簡単な活着方法を解説してレイアウトとかいういらない部分の話は終わりましょうかね。




7.74の掟その17
「いらない部分を多く語りすぎな俺死ね」
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アクアリウムの基本的なあれこれ Part4

2013/11/01 06:20
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水槽内の異変。「あれ?なんかおかしくね?」という事が多々起きると思います。
そのへんの解説です。

●基本的に

異変を起こす要因となるものは、主に水槽内に溶け込んだ有機物です。要するに餌ですね。
ここで言う餌というのは消化されて排泄された物も含みます。
水槽の水というのは自然界にはちょっと無いような高栄養価を誇るものです。
この水は微生物や苔類の発生を招きやすいです。それだけという訳ではありませんが…

●苔の発生について

アクアリウムでは便宜上、苔でない物もひっくるめてコケと呼びます。
コケというのはほとんどが栄養価の豊富さからきます。
中には関係なく起きる物という意味合いが強いのもありますが…
これを撃退するために生物兵器を投入しろと解説されている場合がありますが、生物兵器よりも水のバランスを取る事や、照明の照射時間を見直すなどの対策が重視されます。また物理濾過の決定的な不足という要因が挙げられます。その上で生物兵器を利用する事は問題ありません。

●茶コケ

セット初期から猛威を振るいます。一番最初に悩まされる苔になるかもしれません。濾過バクテリアが安定してくると勝手に枯れます。と言ってもうっすらと付く事はありますが。 初期の場合はバクテリアが安定するまでの辛抱、立ち上がった水槽では水の栄養価と照明照射時間の見直しをオススメします。その上でヤマトヌマエビなどを投入すると、発生直前(というか目につく前の)コケを食べてくれる予防になります。

●グリーンウォーター

アオコの発生。水が緑色になり景観を損ねるこの状態は藍藻という非常に原始的な植物性バクテリアによってもたらされるものです。
実はこのバクテリアは屋外飼育などではわざと発生させて飼育するという方法で非常に重宝される物です。ですが、景観を損ねてしまいます。
そのために水槽環境にはできるだけ持ち込まないようにする必要性が出てきます。栄養価や照明の照射時間のほかに経験上、外部フィルターの物理濾過の詰りなどでも突然発生してしまったりします。
水の状態としてはあまり良くないです。またこれの仲間として底材などに付着するタイプの藍藻が挙げられます。
ソイルなどを使うとイオン交換の原理で、発生源となるカルシウムイオンやマグネシウムイオン、アンモニアイオンなどを吸着しますが、それでも嫌気環境から出るリン酸などはこの藍藻の餌になります。
「アルカリに傾くと苔が酷くなる」という原因がこの各種イオンのせいですね。

●アオミドロ

とろろのような形状ともいうべきかこのコケ類は、水の淀みや高レベルの栄養価豊富状態によりかなり酷く発生してしまいます。
水槽環境においては止水域などが存在するケースや、大量に何かを添加してしまい水のバランスが大幅に崩れた場合や、立ち上げ当初の水質バランスができていない水槽に出てくるような気がします。
経験上藍藻などよりも大量発生という状態はあまり見れない物のように思います。(うちのビオトープもどきでは餌場としてわざと大量に発生させていますが)
しつこい苔なので、これが発生してしまった場合は、引き上げられるオブジェクトの場合は歯ブラシに酢をつけてゴシゴシとこすると枯れてしまいます。
強い酸には非常に弱いのです。
しかし根本的なバランスを見直さない限りは、いたちごっこ状態になってしまいます。

●黒ひげ苔

コケの発生という状態のボスキャラですね…真っ黒いコケというか名前の通りで…これについては厄介としか言い様はなく、水の栄養価が多いから発生するというルールから若干外れているというか…確かに状態の良い水はこのコケの成長を遅らせる働きはあるにはあるのですが…根が鉤爪状になっていて除去したと思っても、なかなか除去できない状態で、これを食べてくれる生き物もウーパールーパー水槽に入れられる物にはありません。
酢で枯らすとヤマトヌマエビが食べてくれるには食べてくれるのですが。
アオミドロとは反対に水流が強い所に発生するケースが多いです。

●壁面や石や流木などに付く緑色のコケ

一般的に「水層のコケ」というとこのコケの事を指す気がします。
小学校で飼育される金魚やメダカなどのイメージからではないかと思います。
石や流木に付着した場合はなかなか風情があって良いのですが、このコケの上にアオミドロや黒ひげ苔が付着したりして制御し辛い物であるという感じがします。
壁面の場合はこそぎ落としてしまいましょう。
原因は栄養価豊富な水です。

●コケ処理に木酢などの酸を使う場合…水草の注意点

中には酸に非常に弱い物もあります。基本的に水草には強酸はあまり良くありません。ミクロソリウムなどのシダ類はそれが顕著で僅かな酸でも真っ黒に焼けただれてしまいます。ご注意ください。

●水面の泡が消えない

洗剤のような泡は水の粘度が高い状態で起きます。
溶け込んだ有機物による水の「とろみ」とでも言うべきか、料理で使う片栗粉なんかを想像して貰うとわかりやすいです。
対策として水換えですね。
冷凍アカムシのようなドリップが出る餌はとくにこの粘性を上げてしまいがちです。

●油膜がはってる

有機物は水に溶け込むことができるのですが、餌などには多少なりとも脂分が含まれていますので、またその油には餌カスなどの有機物が含まれています。便宜上この油と一緒に浮いてくる物までを油膜と呼びます。
通常これはエアレーションなどで撹拌するとあまり貯まる事はありませんが根本的な解決にはなっていません。
またキッチンペーパーなどで吸い取ってやるなどの対策もありますが…エアレーションしている水槽に油膜が目立つというのは根本的に水の栄養価(ry
なお、この油膜もたまにヤマトヌマエビが食べています。水面に逆さまに張り付いて何やらツマツマしているならこの油膜処理中です。まあ本来の仕事ではないので期待せずに待っておきましょう。

●なんかミミズみたいなウニョウニョが泳いでる

通称「ミズミミズ」です。実際はミズミミズであったり、アブラミミズであったりイトメ(イトミミズ)であったりするのですが。
嫌われがちなこのミミズですが、実は益虫であり分解を助けてくれるたいへんありがたい存在なのです。立ち上げ当初の水槽に入れてしまいたいぐらいの掃除人です。周り出した水槽環境には目立たなくても必ず潜んでいます。しかし…問題はこのミズミミズが大発生する水質にあります。
本来このミズミミズは底床に定着し、植物性プランクトンを食べている生き物です。それが非常に目立つというのは餌が豊富にあるという証拠です。
よく「ミズミミズはウーパールーパーにとって害はあるのか?」という相談をされますが、「その目立つ程出てくるミズミミズを生む水質は害があるかもしれない」と返答するだけです。

●ナメクジみたいなのが這ってるんだけど!!

プラナリアですね。諸説ありますが、自分は冷凍餌の休眠卵混入説を推します。(それを異を唱える人は成体のプラナリアが冷凍環境で生存はできないという意見です)また底材などに休眠卵が混ざっているなどのケースも考えられます。
見た目の害ですが、実害はあまり無いように思います。餌の横取りや活餌の稚エビが食われる可能性程度。発見したら「潰さないで」回収してください。1/100に分解しても断片から再生します。
また頭に突起のない所謂南米プラナリアは肉食ではなく草食なので、餌の横取りはありません。
南米以外は罠などを仕掛けて除去する方法もあります。

●綿みたいな何か

水カビですね。真菌といわれる物です。病気のところにも書きましたが、この場合は「核になる部分がある」という物です。残り餌なんかがそれにあたります。
除去しちゃってください。置いといても何も起きる事はありませんし。

●(流木から)水カビ

この水カビってどうも本来の水カビとは少し訳が違う物に思えます。たしかに本当に水カビが付く要素はあるのですが。
…水カビというのは核になる部分が必要で、その核になる部分が存在しないと発生しません。
流木から発生する多くはタンニン酸などを含むアクと言われるものです。このタンニン酸には有機物なんかと結合して凝固物を作る働きがあります。最初に膜を張ります。この一段階目の凝固物はヤマトヌマエビが捕食します。
ただし放置するとこの凝固物にも水カビは発生すると思います。
このカビ状態になると普通の水カビ同様ヤマトヌマエビが捕食してくれません。
まあ真偽不明の怪しい情報です。

流木のアクはきっちり抜いてから入れるようにしましょう。
これがウーパールーパーに与える悪影響はありません。

まだまだあるのですが、よく起きるパターンとしてコケをメインに書きました。思いついたらまたこの項目を別記事として追加していきます。


また出来たからといって苔と無縁になるというような事はありません。
酷くならないというだけでうっすらと付く茶コケなどは延々と付きまといます。


●番外編その1 バランスドアクアリウムとは

この考え方は非常に難しいです。
要するに自然界と同じような生態系を水槽内に作り上げる事で、水換えすら排除した物になるという考え方がメインになっています。
ウーパールーパーはこのバランスドアクアリウムは非常に相性が悪い生き物です。
本来の意味でのバランスドは足し水のみで行います。
餌などもすべてそれに依存しています。野池を想像するとわかりやすいです。

●番外編その2 水を綺麗にするって液体売られてるんだけど!

ありませんwwwwww 初めて草をはやしましたが、基本的に濾材に組み込む物以外に添加するだけで水質浄化するような物は存在しないと考えるほうが正しいと言えます。
もしそのような物を使い、あなたの水槽に劇的変化をもたらしたのならば、あなたの水槽は崩壊しかけています。もしくは立ち上がっておりません。また強すぎる濾材(イオン交換式濾過であるゼラニウムなど)が必需という環境もあまり好ましくありません。

基本的に水にチオ硫酸ナトリウム5水和物(俗に言うハイポ)を入れてカルキを中和させた物のみを入れるようにすべきです。
必要性があるのならば、他の物に頼ってもかまいませんが(例えば管が古く重金属が検出される蛇口などはアクアセイフを使い溶け込んだ重金属を沈殿物として落としてやるなど)
日本の水道は海外のアクアリストが羨ましがるほど、飼育水としてのレベルは高いのです。


7.74の掟その16
「うろたえるな 水換えに勝る浄化方法は無し」
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